2022.01.10
# 日本株

個人投資家こそ注目!「大量保有報告書」から有望銘柄を探すコツ

そこには「投資する理由」がある
現役東大生がひそかに学んでいる「本当の株と金融のしくみ」。教鞭をとっているのは、外資系ヘッジファンドのポートフォリオ・マネージャーとして長年、活躍してきた伊藤潤一氏だ。著書『東大生が学んでいる一生役立つ「株」の教科書』は、実際に東大で行なわれた講義をまとめた貴重な一冊。今回はその講義の中から、「大量保有報告書」を参考にすることで、個人投資家がプロ投資家に勝つ方法を解説する。

人の意見をうのみにするな

私たちプロの投資家からみると、投資先を選ぶのに「これだけは絶対にやってはいけない」ということが1つだけある。これをやると、損をした時にめちゃくちゃ後悔するってやつだ。

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それは人からの伝聞で投資すること。

たとえば「Aさんがいいって言っているから投資してみた」なんてことで選んだ銘柄が本当に良い結果につながるのかということを、ちゃんと考えてみるといい。もちろんAさんが超高名なアナリストかなんかで、銘柄選びの能力に秀でているというのなら、その意見を参考にするのは悪いことではない。

でも、自分の身近な友人で、ほんの少し株式投資をかじっている程度のヤツが、ツイッターか何かでつぶやかれたネタをもとに話しているような情報で買った銘柄の株価が上がるかどうかの確率は、五分五分だ。丁半博打と同じと言ってもよいだろう。

もちろん値上がりすれば何も文句はないし、それなら自分自身もハッピーなんだけど、問題は下がった時だ。

 

ほぼ間違いなく、「なんでこんな銘柄に投資しちゃったんだろう」って後悔することになる。

損失がそれほど膨らむ前に勝負から降りて損失を限定できれば、「やれやれ」で済む話だけど、たいがいは降りるに降りられず、「いい銘柄だって言っていたのだから、きっと大丈夫」などとAさんが言ったことを信じて、ひたすら持ち続けることになる。

損失額はどんどん膨らむ。最後の最後には、Aさんとの信頼関係が完全に壊れることになる。

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