32歳妻から「3万の夫のこづかい」の“値下げ”を相談されたFP、逆に“値上げ”を提案した理由

長野 郁子 プロフィール

ちなみに共稼ぎの財布は大きく分けて4つある。

●すべて一緒派
収入のすべてをいったん同じ口座に入れて、そこから家計費を支出し、それぞれの活動費もそこから出す。最もお金を貯めやすいとい言われているが、個人の経済的自由度は低くなる。

●費用を分ける派
家賃や光熱費は男性、食費は女性といった方法で、一番多いやり方。それぞれ自分名義の給与振り込みされた口座から自動的に引き落とされたり、自分のお財布から支出したりする。ただ、固定費と変動費の多寡や立替の精算など、細かい部分で不満が貯まる場合がある。

 

●片方の収入で暮らす派
共稼ぎであっても、生活費は男性(女性)がすべて出し、女性(男性)の給与はすべて女性(男性)のものになる。「男(女)は大黒柱」という前提なので、家事労働は全面的に女性(男性)が担う場合が多い。

●共通のお財布派
お互いに一定額を共通の口座に入れて、そこから支出する。同じ金額を出す場合と収入の比率で負担を変える場合がある。残りは自分で使えるので経済的自由度は高い。家計費負担と家事労働のバランスが取りやすい。教育費や家の購入、老後資金など共通の課題は別途、共有口座に貯める。

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