2021.12.27
# 東証 # 日本株

トヨタやソニーではない…「個人投資家」でもプロ投資家を出し抜ける「狙い目銘柄」の条件

伊藤 潤一 プロフィール

プロが見ていない銘柄に勝機あり

とまあ、ここまで言えば勘のいい方なら察しがつくと思う。個人投資家がプロ投資家に勝つためには、プロ投資家が勝負していない企業を見ていけばいいのだ。そのフィールドを丹念に探していけば、プロ投資家も気づかない宝の山にぶつかることがある。

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そして、そのチャンスは結構大きいはずだ。なぜなら、多くの人が思っているほどプロ投資家はたくさんの銘柄を見ていないのだ。

2021年8月現在、東京証券取引所に上場されている企業の数は、全部で3787社ある。このうちプロ投資家が投資している企業数は、おそらく800社にも満たないんじゃないだろうか。

時価総額が何かは知っているよね。そう、「株価×発行済株式数」で求められるもので、資本市場におけるその企業の規模感を表している。「資本市場における」というのは、現実の経済とはちょっと違うから。株価には期待度が含まれているから、その会社が大して利益を出していなくても、時価総額が高かったりする。

何年か前までのメルカリやテスラは、時価総額が高かったけれど、赤字だった。それは投資家が、「今は先行投資の時期で、後になれば確実に大きな利益が出る」と思っていたからだ。

ちなみに、時価総額別に上場企業の数を調べると、次のようになる。数字は2021年6月4日現在だ。

・5000億円以上……269社

・1000億円以上5000億円未満……488社

・500億円以上1000億円未満……403社

・100億円以上500億円未満……1266社

・100億円未満……1411社

 

なぜここで時価総額を出したのかというと、プロ投資家は時価総額の大きな企業にしか投資しないからだ。いや、投資できないといったほうがいい。

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