2021.12.18

文在寅が「いきなりTPP宣言」のウラで、韓国で今起きている「ヤバすぎる現実」

日本政府も「冷淡」な態度をあらわに…

韓国の文在寅政権が突然のようにTPP加盟を表明したことで、各国が騒然となっている。前編記事『韓国・文在寅、ここへきて「TPP参加」したがっている「ウラ事情」』では、いきなり韓国がTPPに前のめりになっていることのウラ事情をレポートした。じつはそんな韓国では、TPPをめぐっては政府内でも意見の調整ができていないという現実もある。いったい、いま何が起きているのか――最新事情をレポートする。

韓国「TPP加盟」、政府内でも意見対立の調整つかず

文在寅政権はTPPへの加盟推進を宣言しながら、これを公式表明した洪経済副首相は、加盟の必要性に関する記者説明は省略した。

政府周辺からはTPP加盟に関する政府内の意見対立が十分に調整されておらず、記者説明を行えなかったとの見方がある。

「外」も「内」も問題だらけ photo/gettyimages
 

韓国は2013年以来TPP加盟を検討してきたが、慎重な姿勢を崩さなかった。ところが9月に中国のTPP加盟推進が伝えられると韓国のTPP加盟問題が再度表面化した。

洪経済副首相も10月14日、G20財務相会議に出席するため、米ワシントンを訪問した際、記者団に「もう時間がない、『加盟するしかない、するならばいつなのか』まで含めた決定を10月末から11月初めに下さらなければならない。もう土壇場に来ている」と述べていた。

しかし、その後もTPP加盟問題を協議するはずであった対外経済閣僚会議は2回延期されてきた。

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