2022.01.07

「厳しい言葉」と「体罰」が子どもに与える「ヤバすぎる悪影響」、科学が証明していた…!

エイミー・モーリン プロフィール

ピッツバーグ大学が行った2013年の調査では、言葉による厳しいしつけを受けている子どもは、問題行動や心の問題を抱えやすかった。さらに研究でわかったのは、怒鳴っても効果がないこと。おおむね愛情深く温かい家庭で育っていても、厳しい言葉が、ルールを守る意欲を失わせていた。

 

必要なのは「明確なルール」と「ご褒美」と「罰」

制限速度の標識がない街をドライブしていて、スピードの出しすぎで警察に止められ、「制限速度を知らなかったんです」と言っても罰を逃れられないとしたら、「バカげている」と思うだろう。

でも私たちはこれを、子どもにしょっちゅうやっている。周りを観察することでルールを理解しろよ、と子どもに期待している。ルールは状況によってコロコロ変わり、子どもたちはまごついているというのに。家でばぁばに駆け寄ってハグをしても構わないのに、病院で駆け寄ったら、親に叱られるのはなぜか、理解できない。

新しい状況に足を踏み入れるときは、親が何を期待しているか、前もって明らかにしておくこと。「病院では走っちゃいけないし、おしゃべりはひそひそ声でしなくちゃダメよ」と。

子どもに健全な形でご褒美を与えると、頑張る意欲がさらに高まる。心理学の分野には、「ご褒美は子どもの自発的な意欲を阻害する」という神話があったが、種々の調査で、そうではないことが証明されている。

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