2021.12.22
# アメリカ
これは「民主主義」の終わりだ…アメリカが「まったく違う2つの国」に分裂し始めた…!
アメリカの「民主主義」が壊れている…!
バイデン大統領は12月9日、約110の国・地域を招きオンライン形式で「民主主義サミット」を開催した。
10日の締めくくり演説でバイデン大統領は、
「民主主義の価値観は国際システムの中心にあると確信している」
として、自由や人権といった価値観を重視する勢力の結束を呼びかけたものの、世界は「米国自身が民主主義の代表として世界をリードできるか」を不安視し始めている。
なぜなら、米国の民主主義が退潮しているからだ。

スウエーデン・ストックホルムに本部を置く政府間組織「民主主義・選挙支援国際研究所(IDEA)」は、11月22日、報告書「民主主義の世界的状況」2021年版で、初めて米国を「民主主義が後退している国」に分類した。
そのうえで、
「米国における民主主義の目に見える悪化は最も憂慮すべき展開の一つだ」
と警鐘を鳴らした。