2021.12.20
# 韓国 # 半導体

日本の「お家芸」製造業、じつはここへきて「圧倒的な世界1位」になっていた…!【2021年ベスト記事】

大原 浩 プロフィール

韓国への輸出管理規制の衝撃

2019年に、フッ化ポリイミド、レジスト、フッ化水素の3品目の韓国向け輸出管理規制が強化されたこと(参考:経済産業省「大韓民国向け輸出管理の運用の見直しについて」)に対して、韓国では「報復だあ!」と天地がひっくり返るほどの大騒ぎとなった。

もちろん、日本政府が韓国に対して輸出管理厳格化の措置を取ったのは「安全保障上の懸念」が存在したためで、それ以上の「報復」などの意味はない。左翼・文政権が、「共産主義中国の言いなりで、韓国に輸出した『高度製品』が、結果的に横流しされている」という疑念を、日本さらには米国政府が抱いたのは当然と言えよう。

重要なのは、「指でつつく程度」の輸出管理強化で、韓国があれほど大騒ぎしたことである。

2020年第4四半期のスマートフォン出荷台数の首位は数年ぶりに返り咲いたアップル。2位はサムスン、その後にXiaomi、OPPOと続き、5位は米国から厳しい制裁を受け大幅にシェアを減らしたファーウェイだ。アップルを除けば、中韓勢が圧倒的で日本勢の姿は無い。

しかし、彼らがスマホを製造(組み立て)するために必要な、前記、輸出管理規制強化3品目の世界シェアは、日本勢が70~90%程度と圧倒的だ。中韓勢の「組み立てたスマホ」のシェアをはるかに凌駕する。

 

確かに「スマホの組み立て」では日本勢は中韓の後塵を拝しているかもしれないが、それらの製品は「ニッポン入ってる」であり、やろうと思えば(そのようなことをしないのが日本の奥ゆかしさだが……)中韓「スマホ組み立てメーカー」の息の根を止めることなど簡単なのである。

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