食のスペシャリスト&グルメに精通する識者で構成される「FRaU Foodies」が、今イチオシの料理やスイーツなどをお届けします。クリスマス直前、ホームパーティ需要が高まる今、手土産にピッタリのお酒を、お笑い界のグルメ通である、ぼる塾の田辺智加さんにお聞きしました。
ハネムーンの語源になった
ワインよりも古い歴史のあるお酒
「同期の女の子と毎年クリスマスパーティーをしています。テーマはいつも『お金はないけどクリスマスだけは豪華に!』です」。
そのとき持参するというのが、ハチミツ酒「シュシェン・メルモール」。
フランス・ブルターニュ地方伝統のお酒で、ハチミツと水にリンゴの搾りたて果汁を少量加えたものを自然発酵させるブルターニュ独特の製法で作られています。
その歴史はワインよりも古く、人類最古のお酒ともいわれています。
こちらを販売しているのは、「はちみつ専門店 ラベイユ」。東京を中心に全国各地で18店舗(2021年12月現在)展開しています。デパ地下での出店が多いので見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。
ちなみに、「シュシェン・メルモール」は、東京の荻窪本店またはオンラインストアで購入できます。
1950年に愛媛で開業した養蜂場が、2001年東京・荻窪にハチミツ専門店の「ラベイユ」として新たなスタートを切り、今に至ります。
取り扱うハチミツは、世界12ヵ国80種類以上。現地の養蜂家さんと直接会い、独自の審査基準をクリアしたもののみ店頭に並びます。また、ラベイユでも東京・高尾山の山麓とその周辺で養蜂も行っています。
ハチミツは、フルーツの花、ハーブの花、ナッツの花……その種類は多岐にわたり、それぞれ色や香り、味わいが違います。店頭で試食することもできるので、好みの味に出合えるのも魅力です。
ハチミツのみならず、ハチミツをたっぷり使った食品も販売。コンフィチュール、ドリンク、キャンディ、マリナード(ハチミツ漬け)といったラインナップがあります。