1、夫婦で話し合って、明確な家庭のルールをつくる。
ルール作りは母親だけの仕事ではない。夫婦で取り組むべきことだ。
2、子どもたちの悪い行動については、罰を設け、徹底する。
しつけは長期的な投資だ。多少時間がかかっても、しつけによって学んだり訓練したりしたことは、子どもが将来、親元から巣立って人生を歩んでいくときに、大いに役立つスキルなのだ。
3、親自身が、エネルギーを充電する。
ニコールたちの場合は、夫婦で話し合い、夫のブライアンが週2日は早めに帰宅することを約束した。また、少なくとも週に一度は午後に自分の時間を取り、友達とお茶を飲んだり、一人で用事を済ませることにした。
「自分をいたわる時間なんてない」「子ども抜きで何かをするなんて、自分勝手な気がする」と話す親もいる。でもセルフケアをすることこそが、不健全な近道を避けるカギになるのだ。
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では、準備が整ったところで、子どもとはどう接すればいいのか。【後編】「メンタルが強い子の親が、絶対に「子どもにやらせないこと」があった…!」で詳しくお伝えしよう。