大炎上した「ゆきぽよ」、見誤った「テレビ業界のルール」と「今後の大きな不安」【2021年ベスト記事】

片岡 亮 プロフィール

ゆきぽよが犯罪者と付き合ってきたのは彼女自身の選択で、それ自体が批判対象となるのは仕方ない部分もあるが、ここまで炎上したのは、彼女に芸能人特有の「演出のうまさ」がなかったことも影響しているだろう。

〔PHOTO〕Getttyimages
 

なんでもぶっちゃけすぎ

ブレイク前、ギャル雑誌「EGG」の読者モデルだった時代、彼女はブログに恋人ができたと写真付きで記事を載せ、破局しても過去のキス写真などと一緒に報告。数カ月後にできた新恋人との密着写真もまた掲載、なんてことを恥ずかしげもなく繰り返していた。彼女の奔放な人生はどう見ても演出されたものではなかった。

以前、彼女が参加したLINEのグループトークを見たことがあるが、ここでも面識のない不特定多数のメンバーを気にすることなく私生活を明かしていた。隠すところは隠して、上手に一部を晒すという一般的なタレントの手段をとっていない――要するに演出がうまくないのだ。

そこは所属事務所の管理も甘すぎるようにも思えるが、NGトークのないことは、テレビ番組側にとっては使いやすい要因でもあった。あるときはお笑い芸人にバカにされ、またあるときはドキュメンタリー番組であまりうまくいっていなかった過去を乗り越えて成功を勝ち取った存在として描かれる。かつてAV女優から人気タレントとなった飯島愛のような立ち位置に近いと言える。

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