唯一無二の世界観に圧倒される…!「少女革命ウテナ」はあまりにも“革命的”だった

第22回「少女革命ウテナ」

子どもの頃、どんな少女マンガを読んでいましたか? クラスの中では、なかよし派・りぼん派・ちゃお派に分かれていたり、応募者全員サービスのグッズが欲しくて切手を送ったり…。

そんな「懐かしい〜〜!」と思わず身悶えしてしまうような記憶が再び!

現代ビジネス少女マンガ部は第2弾がスタート。「なかよし」に続き、平成期にマンガ誌「ちゃお」に連載されていた懐かしの作品を毎週火曜日にリレー形式で紹介します。

無料試し読みもありますので、ぜひ当時のときめきを思い出してみてください。

思い出や感想ツイート、リクエストツイートもお待ちしてます。Twitterのハッシュタグ「#現代ビジネス少女マンガ部」をチェック!

決闘で勝った者だけが…

第22回で取り上げるのは「少女革命ウテナ」。アニメ監督の幾原邦彦さんを中心に立ち上がった制作チーム・ビーパパスが原作を担当し、キャラクターデザインの原案を少女漫画家のさいとうちほさんが担当。アニメをはじめ、マンガやゲームなどさまざまなメディアミックスが展開され、今も絶大な人気を誇る作品です。

さいとうちほさんによるマンガ版は、「ちゃお1996年9月号」から連載がスタートしました。

(C)さいとうちほ・ビーパパス / 小学館

同時期の1996~1997年に連載がスタートした主な「ちゃお」作品を振り返ってみましょう。

・ひまいぬペッパー
・キューティーハニーF
・はじけてB.B.
・おちゃらかほい!
・泣いてもいいよ
・ポケットモンスター PiPiPi☆アドベンチャー

「少女革命ウテナ」はちゃお1996年9月号から1998年3月号まで連載。アニメを元にしたストーリーである「序章 バラの刻印」「深き瑠璃色の影」「黒バラの刻印」といった番外編も「ちゃおデラックス」などに掲載されました。

あらすじはこちら。

<天上ウテナは、初恋の王子さまを捜して、鳳学園の中等部に転校してきた男装の少女。ところが、この学園の生徒会は、「バラの刻印」に支配されていて、決闘で勝った人間が、バラの花嫁・姫宮アンシーを自由にできることになっていた…>

 

謎めいた言葉たち

主人公の天上ウテナは、幼いころに両親を亡くし、そのショックにうちひしがれていたとき、謎の少年に出会い、勇気づけられた過去を持つ少女。以来ウテナは、その少年を「王子様」と呼び、思いつづけてきました。

ウテナは王子様からと思われる手紙を手掛かりに、彼と再会するために鳳学園中等部に転校生として降り立ちますが、そこはデュエリストと呼ばれる者たちが決闘をくりかえす、奇妙な学園だったのです。

決闘の勝利者は「バラの花嫁」と呼ばれる少女・姫宮アンシーと「ディオスの剣」を手に入れることができるといいます。ウテナは、アンシーを解放するためにいつしか闘いに巻き込まれていき、デュエリストとの決闘に身を投じることとなります。

(C)さいとうちほ・ビーパパス / 小学館

物語の中には、「世界の果て」や「世界を革命する力」などの謎めいたキーワードや、哲学的な台詞や象徴・図式が随所にちりばめられ、さまざまな考察を巻き起こしました。

もはや説明不要といえる歴史的傑作。アニメは見たけれどマンガは読んでいないという方も、久々に読み返したいという方も夢中になってしまうこと間違いありません。

新装版も登場!(C)さいとうちほ・ビーパパス / 小学館
次回は1月18日に更新です。お楽しみに!

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