忖度しない「率直な発言」
2人の子どもの親権はチョン氏が持ち、コ・ヒョンジョンは以後、子どもと会うことも叶わなかったとされたが、離婚後は芸能活動を再開させ現在までコンスタントに活動を続けている。また、チョン氏は2011年に音楽家の女性と再婚、さらに2人の子どもを授かっている。
そんなチョン氏のSNSは2019年末に開設、現在まで約72万人のフォロワーを集めている。投稿の頻度が多いというわけではないものの、チョン氏の家庭での姿や、家族のことなどをはじめ、自身の趣味生活や芸能人との交流、政治や国際情勢の言及まである意味「実業家らしくない」投稿が多いという印象である。
このように見ると女優との結婚の過去や、多くの芸能人など華やかな人脈で好きな派手な財閥2世との印象を受けるかも知れない。
しかし、彼のSNSから垣間見えるのは常に投稿の中にビジネスにつながるヒントを探そうとしている姿勢が見られること、実業家ながら忖度をしない率直な発言ができるチョン氏は韓国において貴重な存在とも言えることである。
そんなチョン氏が「共産党嫌い」を公言したのだから、話題になるのは当然といえる。