「方言萌え」は世界共通!?

ドラマ『最愛』で吉高由里子や松下洸平、高橋文哉が話す、岐阜県の飛騨地方の「飛騨弁」が話題を集めている。「とってもかわいい」「松下くんの『すきやよ』は破壊的にドキッとする」という意見がSNSにも溢れている。また、朝ドラ『カムカム・エブリバディ』も「語尾の『~せられえ』、つい真似しちゃう」と、こちらもお国言葉萌え続出だ。

そして、Netfilxなどで韓ドラにハマっている人たち、また、K-POPファンの間では、韓国の方言にも関心が集まっている。

「韓国語では、方言のことを『サトゥリ』といいます。韓国は国土が小さいので、たくさんはないですが方言は存在します。ドラマでも使われることが多く、さらにBTSが自分の出身地の言葉をよく使うので、韓国の方言解説をお願いします、というリクエストがよく来ます」というのは、独自の視点で韓国情報を伝える『韓国人YouTuber JIN(仁)』さん。

左JINさん、右が妻のJちゃん。真ん中が娘のぴょぴょぎちゃん。

JINさんはソウル出身なので、韓国の中部にある忠清道(チュンチョンド)出身の妻のJちゃんにも参加してもらい、韓国の方言(サトゥリ)について解説してもらった。

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韓国の「サトゥリ(方言)」を象徴する楽曲

韓国は、ソウルなど真ん中あたりにある中部地方、釜山などがある東南地方、光州などがある西南地方の3つに分けられ、それぞれに「サトゥリ」と呼ばれる方言があります。さらにここから6つの地域に分けられます。方言を解説するのに、もっとわかりやすいのが、BTSのサトゥリラップと呼ばれる曲『八道江山(パルドガンサン)』。BTSの初期の作品です。

YouTube(MBCk-pop)

この曲は、韓国の東南地方にある慶尚道(キョンサンド)出身のSUGA、V、ジミン、ジョングク VS 西南地方の全羅道(チョルラド)のJ-HOPEの地域バトル的な方言全開の掛け合いがおもしろいです。この2つの地域は常に険悪な関係ではないですが、どちらが優位かというお国自慢な話はよくあるようです。中部地方にある京畿道(キョンギド)・ソウル近郊出身のRMが標準語でツッコミを入れ、最終的にはどの地域もいいよね、優れているよね、という平和な締めで終わります。

歌詞には、BTSの出身地の方言もたくさん入っていて、SUGAのラップで「가가 가가? (ガガガガ)」といっている言葉は、慶尚道の方言で「その子がその子なの?(その子が言っていた子なの?的な意味)」という文章を短縮した略語です。韓国語なので細かくはわからないと思いますが、イントネーションや語尾など、韓国の標準語との違いを深く楽しめる曲だと思います。