2021.12.11

文在寅が“隠蔽”する「不都合な真実」…いま韓国で起きている「本当にヤバすぎる現実」

武藤 正敏 プロフィール

文在寅氏は、国内政治に大半のエネルギを注ぐだけではなく、経済にも政治を持ち込み、保革の対立を煽っている。文在寅氏が経済政策の幹部に起用したのは進歩経済学でも少数者である所得主導成長グループである。

そうした人々の考えのベースにあるのは「1人当たりの国民所得が3万ドルだ。まともに分配されていないからこのような状況であり、年間3万ドルずつ均等に分ければ全員が幸せに暮らすことができる」という社会的思考である。

文在寅氏は経済分野において社会的思考に基づく政策で格差を是正し、経済成長に結びつけることができる、と思い込んでいる。そして、こうした政策では社会の公平、公正が実現できないということを理解できないのが、文在寅氏とその周辺である。

彼らは、経済の実態を見ることなく、自画自賛体質によってその失敗を隠蔽し、政権の政策を正当化している。

経済政策を判断するのは国益にかなっているか否かであり、革新系を正当化することではない。そこに文在寅政権の最大の過ちがある。

 

文在寅政権の最優先課題は南北関係の改善

文在寅氏にとって最大の優先課題は南北関係の改善である。そのために、ほかを犠牲にしている。それでも北朝鮮との関係はうまくいっていない。

文在寅政権は北朝鮮に非核化の意思があると言って米国のトランプ前大統領を米朝首脳会談に引っ張り出したが、それが文在寅氏の思惑通りにはいかず米朝首脳会談は破綻した。

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