2021.12.11

文在寅が“隠蔽”する「不都合な真実」…いま韓国で起きている「本当にヤバすぎる現実」

武藤 正敏 プロフィール

生活の質低下の要因は不動産価格の高騰と物価高、そしてままならない就業機会の減少である。
ソウル市内の不動産価格は文在寅政権の4年間で倍増した。文政権はこの間20数回も大々的に不動産対策を発表しておきながら、上昇を抑えることができなかった。

その背景にはマネーゲーム化した不動産文化とコロナ禍による金融緩和が火に油を注いだ側面がある。

青少年は追い込まれている。20-30代の人々を調査したところ「一生懸命働いても金持ちになれない」と答えた人が70.9%に上る。同時に69.5%は「希望する職場に就職する可能性は低い」62.9%は「今後も若年層の雇用環境は悪化する」と答えている。

こうした青年層の悲惨な現実に目をふさいで自画自賛しているのが文在寅政権の実態である。世界の10大経済大国になったというのは文在寅政権が圧力をかけ成長を妨害する財閥企業の功績である。

 

保革対立を持ち込み、保守派攻撃を自画自賛

文在寅氏の政策の優先度は国内政治では、政治を「敵」と「味方」に分ける考え方、政敵への報復と選挙勝利、そして検察改革である。

文在寅がローソク革命で朴槿恵氏から政権を奪取すると、最初の国内政治的課題として「積弊の清算」をあげ、保守政権の業績否定を否定した。

それはまず、朴槿恵大統領の父であり、国父ともいうべき、朴正煕元大統領韓国が国の発展の基礎を作り上げた「漢江の奇跡」と呼ばれる業績を韓国の社会化教科書から削除することであった。

これは政敵朴父子に対する報復でもあろうか。

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