2021.12.13
# ライフ

兄弟に相談せずに「実家のお墓」を閉じたら、思わぬトラブルが待ち受けていた…!

他人の骨と一緒にするなんて

思わぬトラブル

昨年夏、都内在住の高木正樹さん(67歳・仮名)は、父親から受け継いだ富山県の墓を墓じまいした。子供や孫に迷惑をかけないようにと決めたことだったが、実家近くに暮らす妹から思わぬ反発をくらったという。

「『なんで相談もせずにやったのよ』と厳しい口調で問い詰められました。墓を継いだのは私ですし、妹には嫁ぎ先の墓がある。

ところが、妹は『夫と同じ墓は嫌。自分の実家の墓に入りたかった』と言うのです。

さらに弟からも『父さんと母さんの骨を他人の骨と一緒にするなんて』と文句を言われました」(高木さん)

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先祖の遺骨は合祀墓に納めた。そのため、今さら骨を取り出すこともできない。「せめて、きょうだい全員の意見を聞いておくべきでした」と高木さんは肩を落とす。

「この10年で墓じまい(改葬)の件数は約1・7倍に増えました。それと同時に、親戚への相談が足りずトラブルになるケースも多発しています」(永代供養墓のコンサルティング会社「エータイ」の代表・樺山玄基氏)

口頭で相談するだけでは、後から「聞いていなかった」と言われるリスクもある。そんな事態を避けるために、後編「知らないと地獄をみる…「墓じまい」のトラブル前に、いまからやっておくべきこと」でお伝えする、「墓じまいに関する確認書」を図を参考にしてみてほしい。

『週刊現代』2021年12月4日号より

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