2021.12.20
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「健康経営」を通じて従業員の“Well-being”を高める取り組み

企業を強くする「ウェルビーイング」セミナー

従業員の心に火を点けるために

ここで認識しなければならない重要な視点は、従業員の持続的な幸福感を満たす必要があるのは、人的資本には他の無形資産と比べて大きな違いがある、ということです。

人的資本には「心」があります。心に火が点かないと資本にはなりません。そしてさらに、会社の資本でありながら会社の所有物ではない、ということです。

二項対立(トレードオフ)を乗り越えた考え方の大きな流れとして、行き過ぎた資本主義の見直しの議論が進んでいます。これまでの「企業は株主のためだけに存在する」という株主資本主義から、株主に加えて従業員や取引先、あるいは地域のさまざまなステークホルダーに企業は価値提供をしなければならない、という考え方が出てきました。

これはアメリカの企業代表者を集めた経営者団体「ビジネス・ラウンドテーブル」や欧州の「世界経済フォーラム(ダボス会議)」などでも大きく取り上げられている考え方です。

個々の企業に目を転じても、コロナウイルスあるいは気候変動リスクなどを通じて
「VUCA(不確実性)」つまり予測のできない社会が訪れていることを実感せずにはいられません。

このため企業には、これまでの目に見える課題に対応するだけではなく、この先どのような社会を目指していくのか、そのために企業として何ができるのかといった、「存在意義(Purpose)」が求められるようになっています。

また、企業の成し遂げたいことを明らかにすることが、従業員の心に火を点ける。そして企業の成し遂げたいことを実現するためには、従業員の心に火を点ける必要がある。まさに企業と従業員の「目線の一致」が重要視されるようになってきました。

さて、次に、企業の存在意義「パーパス」についても少し考えてみたいと思います。