2021.12.13
# カード

街金もクレジットカードも使えない…年収200万円42歳、信用ゼロの「金融ブラック」男性がすがった“最後の砦”

秋山 謙一郎 プロフィール

多い時で30万円程度の資金調達を行う

では、その携帯電話のキャリア決済枠の現金化で、いったいくら資金調達できるのだろうか。

「僕の携帯、それとタブレット、それから今は鬼籍に入っている祖父母の分と合わせて4台、僕の名義で契約してるんです。だから40万くらいです」

携帯電話のキャリア決済枠は、信販会社発行のクレジットカードなどと同じく、利用し、返済し、信用が積み重なれば重なるだけ、その枠が増えていく。42歳男性は、ずっとキャリア決済を利用してきたので契約している携帯電話1台あたり10万円のショッピング枠が与えられているという。だから4台の携帯電話契約で「40万円の資金調達が可能」と言っているのだ。

 
[PHOTO]iStock

このキャリア決済枠の現金化のスキームは、信販会社など発行のクレジットカードのショッピング枠の現金化のそれとほぼ同じである。

まず、それぞれの携帯電話に紐づけられているプリペイド型のクレジットカードを発行して貰う。そして携帯電話のキャリア決済枠でプリペイド型クレジットカードの額面(5万円とか10万円とか)を購入。この購入した5万円、10万円という額面で換金性の高い品を買い、これを専門業者へと転売するというものである。

このようなやり方で、彼は毎月10万円から、多い時で30万円程度の資金調達を行い、それを生活費決済に充てているという。

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