2021.12.13
# カード

街金もクレジットカードも使えない…年収200万円42歳、信用ゼロの「金融ブラック」男性がすがった“最後の砦”

クレジットカードショッピング枠の現金化に手を出す

就職先が無く、大学卒業後はガソリンスタンドのバイトなどを続けていたという42歳年収200万円の男性。収入は増えないが、歳をとるにつれ、付き合いでの支出は増えていく一方……。20代後半のころ、金に困った男性は、ついに消費者金融に駆け込んだという。その後の経緯について、男性に語ってもらった。

【前編】「消費者金融からも借りられない」…年収200万円42歳「金融ブラック男性」の悲惨な告白

[PHOTO]iStock
 

「真面目に働いていて、ほぼ決まった月収があったからでしょうね。最初、大手の消費者金融会社から13万円の枠を貰えました。2005年頃の話ですね。これはびっくりしました。電話で簡単な聞き取りだけで、現金を手にしたのですから。

ところが、その後、就活でいろいろ重なってカネがなくて。13万円の枠は目一杯使い切った。他、どこからも借りられない。それでやむを得ず他の消費者金融に申し込んだら、毎月きちんと返済しているし、実家暮らしだったということもあるのでしょう。30万、50万と借りられる訳ですよ。

もちろんこれは返済しなければいけない。でも消費者金融からは借りられない。そうなると今度はまだ枠が空いているクレジットカードでそれを返済しようとなる。当時はクレジットカードで新幹線の回数券を買い、これを金券ショップに持ち込み、現金化するという手口です。東京・新神戸間の新幹線回数券なら、当時、15万円になりましたかね。

実際は、経済的余裕などできていないのですが、それでも15万、30万というカネを動かせる。ちょっと余裕ができた気になりましたね。うまくやりくり……、いや、やりくりといえるのかどうかわかりませんが、一応、年齢相応の社会人らしい振る舞いはできるようになりました。」

だが、借り入れは増えるが収入は一向に増えない。そこで男性はそれまでの生活を改めるべく弁護士に相談。債務整理し、それまでの“ツケ”を支払うことに。大手企業の「期間工」として3年働き、クレジットカード、消費者金融の借金を清算した――、はずだった。

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