2021.12.09

昔は年収2000万、いまや700万 どん底に落ちたフジテレビ社員たちの肉声

前編(年収2000万円は今や昔 落日のフジテレビに見切りをつけた若手社員たちの本音では、50代社員の早期退職制度を発表したフジテレビで、実は若手の実力社員たちが続々と退職している現実を報じた。なぜ彼らはフジに見切りを付けたのか。トップのテレビ局が自壊していく様を見た若手たちは、何を考えているのか。その肉声を紹介しよう。

7月の衝撃人事の中身

「フジは日枝相談役の傀儡政権が続いています。今年7月、テレビ局の心臓部にあたる番組の編成制作局長に矢延隆生氏が就任したのは、『日枝人事』と呼ばれました。歴代の編成制作局長に比べれば、矢延氏にはこれといった番組の実績もない。東京海上出身の中途入社組で、カラオケと出世だけが得意のサラリーマンが制作トップになったことで、若手のモチベーションは大きく下がりました」

こう語るのはフジの現役ディレクター社員の一人だ。

Photo by iStock
 
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この矢延氏、フジテレビのイベント『お台場合衆国』でカラオケを熱唱する姿を日枝氏が見初めたことで、出世の階段を上っていったというのは局内では有名な話だという。

「面白いものを作り斬新な意見を言う社員より、自分たちの指示通りに動き、問題を起こさない社員を登用し出世させていく。ゴマをする社員だけが出世していく。それがハッキリした人事でしたね」(同・社員)

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