カツオを盗み続けた男たちが次々に逮捕…大漁港・焼津が揺れた“大事件”のヤバい実態

カツオを盗んだ男たちの挽歌
週刊現代 プロフィール

「みんなカネをもらってる」

同じく首謀者と報じられた進藤被告の自宅は荘厳な門構えの日本家屋だった。だが、保釈中の本人の姿はない。代わって母親が涙ながらにか細い声でこう語った。

「(進藤被告が)いつ帰ってくるのかも分かりません。長いこと焼津に住んでいるのですが、このまま住み続けられるのかどうか……」

吉田被告らが焼津漁港から去っただけで、平穏な日々は戻ってくるのか。答えは否だろう。

 

吉田被告とともに逮捕された漁協職員BとCは処分保留で釈放されている。Cの父親は本誌の取材にこう明かした。

「上司(吉田被告)に頼まれたら、断れないですよ。息子は漁協はもう辞めました。本人は不満を持っているというか、警察にはいろいろ話したみたいです。

本人は『他に逮捕者が出てもおかしくない』とは言っていました。みんなおカネをもらっちゃっているからと。昔からあるみたいですね」

Cの父親は最後にポツリとこう呟いた。

「警察は『上』のヤツらを捕まえられないのか」

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