私の器が小さい?価値観が違いすぎる?

そして3週間後、リマに戻ってきた日にデートの約束をし、宿で待つこと2時間......アルベルトは一向に来る気配がなく、結局連絡もなく4時間が経過。メイクがすっかり落ちた頃にアルベルトは小さな花束を持ってやって来た。

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彼は遅れて来たことを詫びる言葉もなくニコニコとして立っており、ちょっと腹が立ってきた。花を買うために15分遅れたとかだと分かるけれど、4時間って......映画が2本も観れちゃうレベル。遅れるという事前連絡があれば、他に予定を入れられたのにいつ来るか分からないからそれもできない。

私の人間としての器が小さいのだろうか? それとも価値観があまりに違い過ぎるってやつかしら……?

「ごめんね、連絡なく4時間待つのはちょっと辛い……もうすぐ暗くなるし今日はやめておこう」と断りを入れ、デートはキャンセルした。

私が一方的に価値観の違いを感じたからかもしれないが、日系3世ペルー人とペルー移民のルーツを持つ女の始まりかけた恋(?)は結局始まることなくあっという間に終わってしまった。

ウロス島では不便な生活のため、継承者がどんどん減っていることが問題。子供たちは多いが、大人になると島を出ていってしまう若者が多いそう。写真提供/歩りえこ

ブラを捨て旅に出よう 貧乏乙女の“世界一周”旅行記

費用はたったの150万円という、想像を絶する貧乏旅をしながら、2年間をかけてほぼ世界一周、5大陸90カ国を巡った著者。そのなかから特に思い出深い21カ国を振り返り、襲われたり、盗まれたり、ストーカーをされたり……危険だらけの旅のなかで出会った人情と笑いとロマンスのエピソードを収録。(講談社文庫)

Huluオリジナルドラマ『ブラを捨て旅に出よう〜水原希子の世界一周ひとり旅〜』

©︎Hulu Japan

人生に迷いを感じた水原希子が、突如、世界一周旅行を宣言。原案の実話エピソードをベースとしたストーリー展開を予定しているものの、現地へ赴けばハプニングだらけの珍道中(!?)という半分ドキュメンタリーのオリジナルドラマ。[全6話]