日本は20年後に経済規模で韓国に追い抜かれる-その残念な理由とは

すでに起きているいくつもの指標の劣後
野口 悠紀雄 プロフィール

韓国の大学は、日本のずっと先を行く

どうしてこんなことになってしまったのか?

経済発展の源泉は大学にある。そこで、大学の状況を見よう。イギリスの高等教育評価機関QS(Quacquarelli Symonds)が大学の世界ランキングを作っている。それによって、世界のトップ100位までに入る日韓の大学数を見ると次のとおりだ。大学全般では、日本5校に対して韓国6校だ。韓国の人口は日本の半分以下だから、人口あたりでみれば、韓国は日本の2倍以上ということになる。

工学部を見ると、日本4校に対して韓国が7校.人口あたりでは、韓国が日本の3倍程度になる。

そして、コンピュータサイエンスになると、日本が1校で韓国が3校.人口当たりでは、韓国は日本の6倍だ。

 

このように、工学部やコンピュータ関係で、韓国大学の躍進が目覚ましい。

なかでも注目されるのがKAIST(Korea Advanced Institute of Science and Technology)だ。1981年に作られたばかりの大学だが、それが世界のトップ100位に入っている。

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