2021.12.13
# 年金

年金を「60歳、65歳、70歳、75歳」からもらって一番おトクなのは…? その「意外すぎる答え」がわかった!

2022年4月からスタートする年金大改正。最大注目点は受給開始時期の選択肢の拡大とそれにともなう年金の増額率で、前編記事『2022年の年金大改正、なんと「75歳受給」で「年金額が84%も増える」という衝撃事実…!』では75歳からもらうと年金額が自動的に84%増するという事実を紹介した。

一方で、寿命によって受給額が変わってくるという現実もある。結局、年金は何歳からもらえば一番得できるのか。このほど『60歳からの得する! 年金大改正 働きながら「届け出」だけでお金がもらえる本』を監修した、特定社会保険労務士の小泉正典氏が「真の損益分岐点」を教えてくれた。

一番おトクなのは…? photo/iStock
 

「百万円単位」で違ってくる年金額

厚生労働省が発表した「令和2年簡易生命表」によると、男性の平均寿命は81.64歳、女性の平均寿命は87.74歳だ。また、65歳を迎えた人があと何年生きられるかを表す平均余命に着目してみると、男性は20.05年、女性は24.91年というデータになっている。

このデータをもとに、一生涯でもらえる年金額の例を小泉氏に計算してもらった。

「たとえば、男性が65歳からの約20年間(平均余命の年数)85歳まで老齢基礎年金を満額受給した場合、一生涯で受け取る年金額は、1640万円です。

では、75歳から85歳まで10年間受給した場合はどうか? 84%増しで受け取ったとしても、一生涯で受け取る年金額は1581万円で、65歳から受け取る金額より59万円少ないことになります。

一方で、平均寿命も平均余命も男性より長い女性は、65歳からの約25年間(平均余命の年数)90歳まで老齢基礎年金を満額受給すると、一生涯で受け取る年金額は2030万円です。これを75歳から90歳まで84%増しで受け取ると、一生涯で受け取る年金額は2299万円まで増額します」

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