2021.12.25

“金融のプロ”が徹底予測…2022年の「株価」「金利」「不動産」「暗号資産」は“大荒れ”に備えよ

2022年の「金融のカギ」を握る3つのポイント

2021年は、株式市場が金利の動きに影響を受けた年だった。年初は長期金利上昇の懸念から株価が下落し、3月を天井に金利が下落するとともに持ち直した。その後は米国でテーパリングが開始したにも関わらず、金利は低位に留まり、コロナの落ち着きも相まって株価を押し上げた。

足元ではオミクロン株への懸念がボラティリティを押し上げているものの、一時のパニック的な株式市場の売りは収まりつつある。

2022年は、21年以上に市場の波乱要因となる可能性が高い。理由は以下の3点である。

(1) 世界の金融当局のジレンマ
(2) 各種資産の価格上昇を支えてきたマネーフローの変化
(3) デジタル金融の急拡大

 

(1)世界の金融当局のジレンマ

債券市場は、来年世界中で政策金利が引き上げられると予想している(図表1)。

図表1

オミクロン株がまだ報じられていない時点からすると、多少利上げ予想幅は縮小したものの、やはり相当の政策金利押し上げを織り込んでいる。

因みに日本はほぼ横ばいのままである。

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