これは国産ワクチンの副作用か、中国で突如「脳梗塞」検索急増の怪

国策急開発のツケを疑うネット民
北村 豊 プロフィール

大急ぎで用意された7種類の中国製ワクチン

さてそこで、2021年11月末時点で中国政府によって承認されているCOVID-19ワクチンには何があるかを見てみると、それは下表の7品目であった。

中国では上述したように11月17日までのCOVID-19ワクチン接種回数が累計24億978万回に達しているが、接種は個々の地方政府によって半ば強制的に行われている。地方政府は上述した7種類のCOVID-19ワクチンの中から入手可能なワクチンを数品目準備しておき、地域住民に接種するワクチンを選択させる形式を採っているようである。

中国国営の新華社通信は11月12日付で、中国政府「外交部(外務省)」の「中国はCOVID-19ワクチンを対外に最も多く提供した国家」と題する記事を報じた。外交部スポークスマンの汪文斌は11月12日の定例記者会見の席上で次のように述べた。

(1)中国は今までにすでに世界110か国以上の国や国際組織に17億回分超のCOVID-19ワクチンを提供しており、2021年通年では累計20億回分を提供すべく努力している。

(2)中国はCOVAXに対して7000万回超のCOVID-19ワクチンを提供したと同時に1億ドルの資金援助を実施した。さらに、30以上の国家に「一帯一路」ワクチンパートナー関係の締結を呼びかけており、19の発展途上国とワクチンの共同生産を展開している。

(3)中国は世界でCOVID-19ワクチンを対外に最も多く提供した国家であり、発展途上国が今までに獲得したワクチンの大多数は中国から来ている。中国製ワクチンの牽引を受けて、チリとカンボジアのワクチン接種率はすでにそれぞれ79%と77%に達していて、その接種率は欧米の先進諸国よりも高くなっている。

 

上の表の通りCOVAXが緊急使用を認可した中国製ワクチンは、シノファーム北京とシノバックの不活化ワクチンであったから、当然ながら中国から海外へ供給されたCOVID-19ワクチンの大多数は当該2社の製品であったはずである。

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