12月5日から「遊郭編」のアニメ放送がスタートする「鬼滅の刃」(フジテレビ系夜11時15分~)。
吾峠呼世晴さんの漫画「鬼滅の刃」は、週刊少年ジャンプで2016年から連載され、2019年に『「鬼滅の刃」竈門丹治郎立志編』がテレビアニメ化。
2020年10月16日に公開された『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は日本国内で403億円の興行収入を記録、全世界でも年間興行収入第1位を記録している。

漫画も記録的ヒットを飛ばし、2020年12月、最終23巻が発売、ランキング上位すべてが「鬼滅の刃」占められている日も少なくなかった。
累計発行部数は2021年2月の時点で1億5000万部を突破している。スピンオフやノベライズも刊行され、現在は原画展も開催中だ。

そんな、2020年を代表する漫画を、いまさらながら大人買いしたというのが漫画家で小説家の折原みとさんである。エンタメを愛し、ドラマフリークの作家としても知られる折原さんは、なぜちょっと遅れた今になってこの作品にハマったのか。
「遊郭編」もスタートとなる中、改めて「熱く」伝えていただく。
なお、記事内容には「無限列車編」のネタバレも含むのでご了承いただきたい。

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
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9月26日に書店に行ったら…

「鬼滅の刃」は、アニメから入った口だ。
2020年の春ごろ、かなり世間で話題になってから、動画配信で一気に26話までを観た。
もちろん面白くて夢中になったが、どハマりするまでには至らなかった。

劇場版の「無限列車編」は、仕事が忙しかったり、コロナで緊急事態宣言が出てしまったりでタイミングが合わず……。
とうとう映画館で観ることができずに、巷の大ブームにも、すっかり乗り遅れていたのだった。

ようやく「無限列車編」を観ることができたのは、この秋、9月25日にテレビの地上波で放送された時のこと。
煉獄さんの強さとやさしさと熱さに、ついに心に火がついた私は、翌日、矢も盾もたまらず書店に駆け込んだ。

「わ~~、このお客さん、昨日テレビで映画を観て漫画買いにきたんだ。わかりやすっ!」

と内心思っているに違いない、書店員さんの生あたたかい微笑みに多少の気恥ずかしさを感じつつ、原作コミックス全23巻を大人買い!!

丸一日、どっぷり「鬼滅ワールド」にひたって、怒涛の勢いでラストまで読破し、
そして……、震えた。

読んでよかった!
ありがとう、吾峠先生……!!

そんな想いに、胸が震えた。

今頃になって原作を読んでいる私は、鬼滅ファンとしては初心者もいいところだ。
鬼殺隊だったら、さしずめ一番階級の低い「癸(みずのと)」だろう。
そんな私が鬼滅について語ることを、ガチ勢の先輩諸氏にはお許しいただきたい。
「遊郭編」のスタートをワクワク待ちながら、ひよっこ隊士のつたない「鬼滅考」に、お目通ししていただけたら幸いだ。

全巻一気に買えてよかった! 撮影/折原みと