2021.12.08
# SNS

メタバースはSNSとビジネスをどう変える?新生Meta社の戦略から読み解く

ナイキやKDDIも注目

2021年10月29日、SNSの歴史に残る重大発表がアナウンスされた。

SNSの全盛期を作り上げたFacebook社が、今後の主要事業として「メタバース」と言われる仮想空間を舞台とするメタバース事業に移行すること、そしてそれに伴い、同社は社名を改めMeta社に変更することを発表したのだ。

ザッカーバーグ氏の言葉を借りれば、今後同社は「Facebookファーストではなく、メタバースファースト」を目指すとのこと。SNSの時代を築いたパイオニアとも言えるMeta社が、本格的にメタバース事業に参入したことによる衝撃は大きく、SNSにおけるコミュニケーションもいよいよ仮想空間で繰り広げられる未来を想定する必要が出てきた。

先日発表されたMeta社の戦略を元に、SNSを取り巻くメタバースの未来について、企業のInstagramアカウント運用支援に定評がある株式会社FinT代表取締役、大槻祐依氏が解説する。

そもそも、VRとメタバースはどう違うのか?

仮想空間と言えばVR(仮想現実)を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、VRとメタバースでは仮想空間で何に価値を置くかという点で大きな違いがあります。

VRは、プレイヤー1人だけで「現実に忠実な体験」を楽しむ点に重きが置かれているのに対し、メタバースは自分の好きなアバターをつくり、そのアバター同士で仮想空間に集まる「コミュニケーション」に重きが置かれている点に特徴があります。

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例えばVRでは、ゴーグルをつけた瞬間に広がるリアルな大自然を1人で楽しむための仮想空間が広がっている一方、メタバースでは、ゴーグルをつけた瞬間にアバターとなった自分や友人が見え、仮想空間にいながら目の前のアバターと一緒に会話をしたり、ゲームができる仮想空間が広がっているのです。

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