主にインスタグラムで「結局怖いのは人間だよね」というテーマで漫画を描き、51.3万人のフォロワーがいる、ちなきちさんの人気作『僕と帰ってこない妻』。主人公は妻と子を持つ、ごく普通の会社員・倉田和樹。周りからはイクメンでよくできた夫だと評価されていますが、妻が家出し帰ってきません。そんななか行われた部長宅でのBBQで、ゴルフコンペに誘われます。前編【妻が家出中に、上司に誘われたゴルフコンペ…「家族のため」に参加は当然?】から続く、後編記事です。

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いつから夫婦はすれ違ったのか……

ごくごく普通の夫婦に起きたすれ違いを描いた『僕と帰ってこない妻』。主人公の和樹は「家族サービス」をしっかりするという自称イクメン夫。誰もが羨む円満な夫婦関係だったはずなのに、ある日突然「書き置き」を残して妻と子供が出ていってしまいます。妻子不在のまま招かれた部長宅でのBBQ。会社での評価を気にして「家出」のことは伏せたまま、和樹だけ参加します。

当初、なぜ出ていかれたのか皆目見当もつかなかった和樹でしたが、部長宅で渡した手土産のプリンが、いつもの“卵アレルギーの部長の娘さんでも食べられるもの”ではない……という指摘をきっかけに、すべて妻に丸投げしていた過去の自分を思い出し、「出ていかれた原因」を考え始めます。

しかし、せっかく妻と向き合おうと決めた矢先に、今度は部長から週末のゴルフに誘いが。その週末は妻に会いに行こうと思っていた和樹でしたが「俺が頑張って家族を支えないと」と考え、ゴルフコンペを優先するのです。

どこまでも仕事優先の和樹に何らかの不満を抱いていた妻の雪穂。そもそも2人はどのタイミングからすれ違ってしまったのか。

それは数年前、雪穂の妊娠が発覚したときからでした……。

それでは続きをご覧ください。

漫画/ちなきち