2021.12.08
# 不動産

「粗大ゴミの放置」がマンションの資産価値を下げる…管理組合理事長の「苦悩」

放置自転車のカゴにゴミが…
日下部 理絵 プロフィール

ゴミを敷地にポイ捨てされる

木村理事長「他にも困っていることはありませんか?」

管理員「今私が気にしているのは…植栽の植え込みや自転車のカゴに投げ込みされるゴミです」

木村理事長「投げ込みというと…外部からですか?」

管理員「はい。たとえば駅前の商店街でイベントがあったり、近くの公園で盆踊りがあったりすると、植栽のタイルの段差に座って、いろいろ食べたり飲んだりするんだと思います。そして食べ終わるとその容器や割り箸、空き缶をそのまま放置して…」

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木村理事長「それはひどい…すみません、今まで気づきませんでした」

木村さんが気づかなかった理由はひとつ、近所でイベントがあった翌日は管理員が早出して、近隣のゴミを片付けていたからだった。

木村さんのマンションに限らず、花火大会が開催される川沿いのエリアや、アーケードで大規模なお祭りが開催される地域のマンションでは、見物客のマナーが問題になっている。いちばんの問題がゴミ処理で、近隣マンションの敷地内に出店の食べ残しやタバコの吸い殻をポイ捨てする人もいる。

 

管理員「酷いときは植え込みの奥にまでゴミがあって、片付けていると時間をとられて、館内の日常清掃まで行き着かないこともあります」

理事長「何か対策はないんですか?」

管理員「お祭りなどの時は、住民の皆さまにご迷惑がかからない範囲で、三角コーンやロープをはり外部者が入りにくいような対策をするんですが…当マンションは地元でも有名な神社に行く通り道ですし、駅からも近いですから」

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