2021.12.08
# 不動産

マンションの「ゴミ問題」が年末に大勃発…「天井までゴミ袋に埋め尽くされて…」

資産価値にも影響する由々しき事態

今年もあっという間に師走を迎えた。新年まで、仕事でも家庭でも何かと行事が重なる慌ただしい時期ではあるが、必ず話題になるのが、「年末年始の大掃除」だ。
清々しい気持ちで新年を迎えるための、大切なけじめになる大掃除。だが、マンションではある問題の火種になりかねない。それはずばり、「ゴミ」の処理に関するトラブルである。

「今年もこの時期がやってきた」

都内のマンションに住む木村健二さん(仮名、46歳)は、自宅マンションの管理組合の理事長をしている。

マンションは駅近物件で人通りの多い商店街近くに面し、今後の資産価値を考えた上でも決して悪くない立地だ。とはいえ、管理組合の理事長となると、やはり気が重い。

もちろん立候補したわけではなく、輪番制で仕方なく自分にお鉢が回ってきた役職だ。一応くじ引きはあったものの、長年住んでいればいつかは務めなければならないのは理解していた。

photo by iStock

数か月前の通常総会で役員選出され、その後の理事会で理事長になった。通帳の名義変更などの手続きや、懸案事項の引き続きなどを終え、ようやく落ち着いてきた頃のことだ。

木村さんのマンションでは、毎月1回、中旬頃に理事会が開催されている。管理事務の報告や滞納者の確認など、いつも通り理事会も終盤に差し掛かったころ、管理会社のフロント担当者から相談があった。

 

嫌な予感が頭をよぎる木村さん。担当者から告げられたのは、案の定あまりうれしくない懸案事項だった。ほかの理事も交えたやりとりの一部始終をご紹介しよう。

担当者「今年もこの時期がやってきました。管理員からもお願いされております」

木村理事長「えっ?何がやってきたんですか?」

担当者「年末年始に皆さん、大掃除をされると思うんですが、実は1階のゴミ置場が…大変なことになるんです」

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