500万円をインデックスファンドに突っ込み「絶望」した55歳男性、その「根本的な間違い」

友人が投資で儲けているのを見て、55歳にして初めて日経平均のインデックスファンドを購入した出版社勤務の男性・Nさん。最初こそ少し儲けが出ていましたが、調子に乗ってキッチンのリフォーム代として貯めておいた500万円を、妻に内緒で同じくインデックスファンドに投じたあたりから雲行きが怪しくなります。日経平均は徐々に下がっていったのです。

【前編】「インデックスファンドに500万円を突っ込んだ55歳男性「まさかの絶望」に陥ったワケ

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失敗した理由

下がり続ける相場に後悔する毎日を過ごしたのち、ようやく反発したところで、投資信託は4ヵ月で手放しました。結果的には収益はトントンにあと一息というところで収まり、Nさんは傷が浅いうちに投資から足を洗えたことに、胸をなでおろしました。
もしもNさんが退職金を手にしてから投資をしていたら、もっと大きな損失を抱え、傷が深かったことでしょう。軽い火傷で済んだことは、いい教訓になりました。さてNさんの失敗の原因は、どこにあったのでしょうか。

 

●使う予定のあるお金で投資をした

一番の失敗は、妻との約束であるリフォーム資金に手を付けたこと。

直近で使う予定のあるお金を投資に回すことは、下落時に精神的に耐えられなくなる原因です。

また投資は変動がつきもので、明日の株価が上がるか下がるかは誰にも予想できません。短期のリターンを期待しすぎて、2〜3年のうちに使うようなお金を投資に回してしまうと、相場の回復まで待てず、結果的にリターンを逃してしまいます。

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