グラハム子さんは育児マンガやエッセイマンガを様々な媒体で連載し、Instagramは10.9万人フォロワーを持つ2児の母。10/6に発売されたマンガ『困った姑・夫を浄化する!? 美淑女戦隊オバサンジャー』(KADOKAWA)は、子育て中の母のお悩みをオバサンジャーという美淑女戦隊(!?)がコミカルに解決してくれるという奇想天外なストーリー。

その根本にある悩みはリアルなものばかりで、多くの親からの共感を集めています。今回は子連れで外出をした際に、赤の他人に「かわいそう」と突然言われた……というエピソードを、グラハム子さんご自身の体験も交えて綴っていただきました。漫画の一部試し読みも無料公開。ぜひご一読ください。

小さい頃に言われた言葉

『困った姑・夫を浄化する!? 美淑女戦隊オバサンジャー』第4話に描いたエピソード 〜かわいそう爺・婆を成敗〜は、突然「一人っ子でかわいそうに」「保育園でかわいそうに」などと言う年配の方々がテーマで、こういった方々には、私も何回も遭遇しました。

初めて出会ったのは、私自身が子どもの時でした。私は一人っ子だったのですが、それを知ると「かわいそうにねぇ」と言う大人が必ずいました。

おそらく「一人っ子=家に遊べる子どもがいなくて寂しい=かわいそう」や「一人っ子=兄弟がいないため社会性が身に付かずわがままになる=かわいそう」など、その人が持つ先入観の結果「一人っ子=かわいそう」という言葉になったのでしょう。

『困った姑・夫を浄化する!? 美淑女戦隊オバサンジャー』第4話より。グラハム子/KADOKAWA
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そう言われるたび、私はとても嫌な気持ちになりました。

望んで一人っ子になったわけではありません。自分ではどうすることもできません。そして、それまで一人っ子は嫌だ、と思ったことも一度もありませんでした。なのにどうしてこんなにかわいそう、と言われなくてはならないのか。一人っ子である自分に自信が持てなくなってしまいました。そして幼いながら、「自分の子にはこんな思いをさせたくない、私は大人になったら子どもは2人以上産むんだ」と決めていました。