福田萌さんは、現在、8歳の女の子と5歳の男の子を育てている。夫はオリエンタルラジオの中田敦彦さん。現在はシンガポールに拠点を移し、連載では日々の様子や子どもたちの学校生活の様子を綴っていただいています。

今回は福田さんが主催するママズオンラインサロンでの話題をもとに、福田さんが考えた女性の生き方や子供の性教育について綴っていただきました。

シンガポールでの子育てなど、福田さんのこれまでの連載を読む

女性が女性らしく生きること

今年の流行語大賞に「フェムテック」がノミネートされた。フェムテックとはフィーメイル(Female/女性)とテクノロジーを掛け合わせた造語で、女性が抱える健康問題をテクノロジーの力で解決する商品やサービスのことだ。

私も以前からスマホで月経周期などを記録していて、月経の予測日などが通知されるようになっている。これもフェムテックの一種なんだそうだ。今ではスマートウォッチにもその機能がついていて、月経が来た瞬間に手元のスマートウォッチ上で記録ができるため、以前よりも入力忘れが少なくなっている気がする。運動した履歴を記録するように、自分の体のバイオリズムをテクノロジーがサポートしてくれている感覚だ。

11/4にはインドのディパバリというお祭りがあり、子供たちがインドの衣裳で登校する日がありました。写真提供/福田萌
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そんな「フェムテック」がノミネートされたことが私はとても嬉しかった。テクノロジーの進化はもちろんだが、女性の体や生き方についての関心が日本でも高まりつつあるのかな、と感じたからだ。

私が運営するママズオンラインサロンには様々な女性がいる。最近も、会社員的な働き方と子育ての両立に将来的なビジョンが見出せなくなり会社を辞めた女性や、子供がある程度大きくなったので再就職を目指して就活を始めたがブランクがあるために一次書類すらも通らず苦戦している女性など、様々なライフイベントを皆さんで共有している。

妊娠、出産、そして子育てにメインで関わる女性が働く上で不利になりやすい構図が日本にあるのは事実だ。それは歯痒くもあり、そこに立ち向かって努力してきた方々の歴史があり、そして今年「フェムテック」がノミネートされたことを一つの流れとして考えるならば、世間の風が女性が女性らしく主体的に生きることに向きつつあるのかな、と思った。