下落銘柄:日本電気
ここからは、11月末〜12月初旬で下落トレンドに入ると想定される銘柄を2社、紹介していこう。
まずは、日本電気 (6701)である。
一般向けには「NEC」という略称のほうが馴染み深いだろう。通信インフラの国内最大手企業で、官公庁・企業向けに強みがある。非接触や顔認証など、今後のデジタルトランスフォーメーションを支える「DX銘柄」とも言えるだろう。
「NECは10月29日に決算(国際会計基準=IFRS)を発表しました。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結税引き前利益は前年同期比33.0%増の257億円に拡大しています。
しかし、直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結税引き前利益は前年同期比21.3%減と減速を嫌気して株価急落しています。しばらく、軟調地合いが続いていそうです」