オールサステナブルブランド「jam apparel(ジャム アパレル)」を手掛けているモデルの長谷川ミラさん。社会問題に強く関心を持ち、自身が新しく発見したことだけでなく、取り組みにおいて迷ったことなども包み隠さず全て発信し続けている。あえて理論武装はせず、意見が変わったり正解が分からず揺れ動いたりする姿も見せる――。そこには、ミラさんのある思いが込められていた。

100%環境に優しい行動をとることは難しいからこそ「バランス」が大事、と自身の考え方を教えてくれた前編に引き続き、後編では「気軽に自分の考えを持つこと」「意見を伝えること」について、等身大の思いを語ってくれた。

前編はこちら!
「私が一番環境に悪いことしてるのかも…」長谷川ミラがぶつかった大きな壁と気づき

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完璧じゃなくて良いし、他人に「完璧」を求める必要もない

モデルの長谷川ミラさんが社会問題に強く関心を持つようになったのは、ファッションを学ぶためロンドンに留学したことがきっかけ。そこで誰もが当たり前に社会問題に関心を持ち、気軽に話し合ったり活動している姿を見て、「日本はなぜ社会問題を話しにくい空気があるのだろう?」と考えさせられたという。

「jam apparel」長谷川ミラ インスタグラムより

「みんな、何も知らないわけではないと思うんですよ。ある程度知っているし、行動もしなきゃと思っている。でも、そこでちょっと行動してみたら『中途ハンパにやっている』などとまわりから言われてしまう。それが怖くて、ゼロか100かになっているんじゃないかと思ったんです。

私も以前、政治について自分の考えをSNSで発信したら、『じゃあお前がやれよ』という声が多数寄せられました。自分の国のことなのに、意見を言ってなぜいけないんだろう?と不思議に思いましたね。環境問題も同じで、意見や知識を発信すると『言ってるわりにはたいして行動していないよね』などと言われてしまう。でも、もっと気軽でいいと思うんです。気になったことを調べたり、そこで知ったSDGsなことを1つだけ取り入れたり。その積み重ねで、世の中って変わっていくと思うから」