自主性が大事、猛勉強した大学受験

Dさんの通った私立一貫校は現在、大手塾が発表する偏差値でいうと、いわゆる難関校ではないが、人気の高い女子校だ。国公立大や難関私立大への進学実績もいいという。

「バリバリの進学校という雰囲気ではないです。でも、『校内で30位以内なら、早慶に行ける確率が高い』と、先生たちがほのめかします。

私は途中まで理系で、音響の勉強ができる国立大に行きたかったんです。物理や理系科目が難しくて、あきらめました。文系に転じて、日本史を一から勉強し、文系の科目を猛勉強しました。

大学の文化祭を見に行き、早稲田か慶応に行きたいと思いました。センター試験を利用して明治大にも合格し、個別の入試で志望大学に合格しました。研究が好きで、大学からそのまま大学院に進みました」

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Dさんは学校生活を楽しみながら、大学受験に向けて勉強中心の生活にシフトしていった。

「自主性が大事な学校なので、勉強が好きな子と、部活や習い事に力を入れる子とで、入学後に分かれます。中3から、英語と数学を習熟度別に分けていました。上位の子は、自分で頑張るようになりますね。

本格的に受験勉強を始める高2までは、放課後に渋谷に行ってプリクラを取ったり、お茶したり、トイレでお化粧をしたり。仲良しの女子が何人かいて、遊びました。放任というか、自由な学校でした。

でも大学受験前は、かなり勉強しました。放課後に予備校に行って、自習室でも勉強しました。夏休みは、1日10時間は勉強していましたね。中高の同級生の中には、大学卒業後に銀行や保険会社、ベンチャー企業に就職して、総合職になったり、起業したり、活躍している子もいます」

自由な校風の中、かけがえのない友人ができた(写真はイメージです。写真の人物は本文と関係ありません) Photo by iStock