2021.11.30
# ビジネス

在宅勤務中に連日「パチスロ三昧」を上司に見つかった30歳営業マンの「大ピンチ」

コロナ禍を機に今や多くの企業で定着した在宅勤務。通勤やその他の移動時間が不要になるため効率的な働き方ができる反面、上司の管理が行き届かないため「サボる」社員もしばしばいるようで。

もしも在宅勤務中にサボりが発覚した場合、どんな処分を受けることになるのだろうか? 社労士の木村政美氏が、企業内で起きた実例をもとに解説する。

在宅勤務中に2度寝、ゲーム、挙句の果てに…

会社の営業課に所属しているA坂さん(30歳・男性、仮名=以下同)は、会社の方針により今年4月から在宅勤務になった。A坂さんの仕事は、すでに取引のある企業へのルート営業が主で、他には月に1回B野営業課長(以下、「課長」)から渡される見込み客リストに載っている企業に、電話やメールなどで自社扱い製品やサービスを案内するなどの新規顧客の開拓を行っていた。

毎週金曜日の16時から1時間、課全体でのオンラインミーティングがあり、その席上で1週間の取引先の注文状況や見込み客へのアプローチ経過などを約5分間で説明し、そこでB野課長からのフィードバックをもらっていた。

A坂さんの勤務時間は、9時から17時まで(休憩時間は12時から13時まで)で、担当顧客の都合に合わせて午後から訪問や問い合わせ等の応対をしていたので、午前中はヒマだった。毎朝9時から10分間のウェブ朝礼に出席すれば、ランチタイム終了後まではほとんどフリー。A坂さんは朝礼後再びパジャマに着替えベッドに入り2度寝したり、スマホでオンラインゲームを楽しんだりして過ごしたがやがて飽きてしまった。

11月上旬のこと。昼休み中にコンビニで買い物をしていたA坂さんは、大学時代の同級生であるC友さん(30歳・男性で現在は無職)とバッタリ出くわした。久しぶりに再会した2人はその場で軽く雑談し、別れ際にA坂さんがC友さんにこれからの予定を尋ねたところ、「駅前のパチスロ店に行くところだ」と言った。

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A坂さんは大学時代パチスロにハマリ、やがて同じゼミ仲間でやはりパチスロ大好きなC友さんと意気投合し、ヒマがあれば連れ立ってパチスロ店に出向くようになった。大学を卒業後もC友さんはパチスロを続けていたが、A坂さんは就職後まもなく地方に転勤したことをきっかけに、そのままプッツリと辞めてしまっていた。

C友さんは、

「そうそう、駅前にある別のパチスロ店が明日新装開店なんだ。開店前から並ぶんだけど良かったら一緒に行かないか?どっちが勝つか、久しぶりに腕試ししようぜ」

本来明日の午前中と言えば勤務時間中だが、どうせいつもと同じでヒマだろうと考えたA坂さんはC友さんの誘いをOKした。

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