2021.11.30
# 不動産 # 節約

マンション「リノベーション」の落とし穴…資産価値が下がってしまったケースの「実例」

針山 昌幸 プロフィール

もちろん、駅からの距離があったり、郊外エリアでも問題ないという方であれば問題ありません。しかし住宅と利便性は切っても切り離せません。特に自分に馴染みがないエリアを検討する場合、買ってみたら思った以上に利便性が悪く、住んだ後の満足度が低い、という場合があります。

リノベーションはあくまでも生活を豊かにする手段。リノベーション費用と購入する建物のバランスには十分気を付けるようにしてください。

 

工事中の音にも注意

日本でも築年数にこだわらない住宅選びが一般化してきました。しかし日本のマンションは歴史が浅く、築年数が60年を超えるものは少ないのが現状です。

最近建てられている新築マンションは、60年を超えて利用する事を想定しているマンションも多数あり、コンクリートの質が極めて高かったり、給排水管などのライフラインが将来にわたってメンテナンスしやすいように配慮されたマンションもあります。

一方、50〜60年ほど前、いわゆるマンションの黎明期に建てられた建物は、将来のメンテナンスを考慮していない建て方で作られたマンションが一般的です。結果として耐震性やメンテナンスに不安がある建物もあります。

部屋の内装はリノベーションを行うことで新しくなりますが、建物全体を修繕していくためにはマンション全体の同意と修繕積立金が必要です。

もしリノベーション後、長期にわたって住み続けるつもりであれば、自分がどれほどの築年数であれば許せるのかしっかりチェックしましょう。

また築年数の古いマンションの場合、マンション全体の修繕工事の際はかなりの音が出ます。建物の構造上、修繕の際に躯体のコンクリート部分まで削る必要があり、その際に大きな音が出ます。マンション全体の修繕工事は半年から1年ほどかかります。音に敏感な人は注意が必要です。

SPONSORED