主にインスタグラムで「結局怖いのは人間だよね」というテーマで漫画を描き、47万人のフォロワーがいる、ちなきちさんの人気作『僕と帰ってこない妻』。主人公は妻と子を持つ、ごく普通の会社員・倉田和樹。妻の家出中に部長宅のBBQに招かれ、とりあえずプリンを手土産に選び持っていきますが、実は、部長の娘さんは卵アレルギーで…。 前編【子どもが卵アレルギーの上司家族にプリンの手土産…妻に「丸投げ」していた夫の大失態】から続く、後編記事です。

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なんでも妻に丸投げの夫

ごくごく普通の夫婦に起きたすれ違いを描いた『僕と帰ってこない妻』。主人公の和樹は「家族サービス」をしっかりするという自称イクメン夫。誰もが羨む円満な夫婦関係だったはずなのに、ある日突然「書き置き」を残して妻と子供が出ていってしまいます。家出の原因に思い当たるフシはないものの、一応謝罪メールを送る和樹ですが、妻である雪穂からの返信は一切なし。時を同じくして、代わりに部長からBBQのお誘いメッセージが届きます。

BBQへの参加は「評価にも関わる」と雪穂に帰宅を求める和樹でしたが、3週間が経っても連絡はなく、毎年家族ぐるみで参加していた部長宅でのBBQは一人で参加することに。会社内での評判が悪くならないよう、妻が出ていったことは伏せたまま…。平静を装いながら手土産として適当に購入したプリンを渡しましたが、娘さんの一言で固まります。

「いつものプリンじゃない……」

なんと、部長の娘さんは卵アレルギーだったのです。そして、いつも妻の雪穂が用意していたプリンは、アレルギーに配慮したものだったと…。和樹の知らないところで気を配ってくれていたのです。このことをきっかけに今まで自分が雪穂に頼んできた様々なことを、和樹は思い返します。

それでは、続きをご覧ください。

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