2021.11.27
# 相続税

知らないと損する「相続の新ルール」…財産が少なくても「残り1ヵ月」でこれだけできる

財産を妻に、子供に渡していくやり方が、根本から変わろうとしている—。だが、まだ間に合う。「贈与なんてカネ持ちの話」と決めつけず、お得な制度を使い倒して、最後の準備を進めていこう。

財産の渡し方が一変する

「今すぐ贈与をしたほうがいいのでしょうか」

「本当に生前贈与ができなくなるのでしょうか」

来年実施される法改正によって、生前贈与が廃止に向かう—。本誌が報じてきた相続の制度変更について、編集部への問い合わせが殺到している。

無理もない。死後の手続きと相続の根本的なルールが激変しようとしているのだから。

財産を家族に渡すには2つの方法がある。亡くなってから財産を分ける「相続」と、生きているうちに資産を渡す「生前贈与」だ。

相続では、一定額以上の遺産がある場合に相続税がかかってくる。一方、生前贈与でも贈与税が発生するが、いくつかある特例を活用すれば贈与税を払わずに済む。だからこそ生前贈与は、将来払う相続税も減らすことができる「裏ワザ」として使われてきた。

1週間でやる「生前贈与」と「死ぬ前の準備」
 

それでも、これまでなら「今から動くのは面倒だから、まだ生前贈与はしなくていい」と考える人も多かった。

だが、来年に相続法改正が行われる可能性が高まる中、悠長なことは言っていられない。改正の内容が確定したわけではないが、現在の枠組みが使えるのは、今年と来年の2回しかないのだ。

そして今年は残すところわずか40日しかない。これまで生前贈与を考えてこなかった人も、お得な制度を最大限に活用することを考えた「死ぬ前の準備」を、あと1ヵ月で始めていかなければならない。

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