2021.11.27
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IT企業の「売り手市場」はもうすぐ終わる…次に頭角を現す「企業の特徴」

需給が変われば、すべて変わる

IT信仰の終わり

現在あるいは近い将来を「歴史」の一部としてとらえればまさに「動乱」の時代だと考える。その原因は、たぶん次の4つの大きな流れが「ひっくり返る」ことによるものだろう。

1. 1971年のニクソン・ショック(金ドル交換停止)以来の、ドルを基軸とした金融システム
2. 日本では1990年頃のバブル崩壊後、多くの国々では2008年のリーマンショック後続いたデフレ
3. 1978年の改革・開放以来快進撃を続けてきた共産主義中国経済
4. 1990年代前半に米国から始まった・ITインターネット革命

1については、4月20日公開「『ドルが紙くずになるかもしれない』時代に考えるべき、これからの金の価値」、3月13日公開「最強通貨・ドル、じつは間もなく『紙屑』になるかもしれないワケ…!」などで述べたように、「世界の基軸通貨であるはずのドルが木の葉になりかねない」ほどの激震もあり得ると思う。

また、2020年の大統領選挙でジョー・バイデン氏が大統領に当選したことが「米国の病」の象徴であり、制度上あと3年も任期が残っている中で、10月9日公開「バイデン政権では中国発の経済混乱を防げないと思えるこれだけの不安」で心配したことが現実になる可能性も高い。

2については、デフレの終焉はコンセンサスになりつつあるが、10月30日公開「4半世紀デフレの後の『反動インフレ』は起きてしまったら制御不能か」のような不安もある。

3については、10月2日公開「これは習近平の経済自爆戦術か、行き着く先は巨大な北朝鮮」で述べたように、「経済的繁栄」どころか「ネオ毛沢東路線」を突っ走る習近平政権は「巨大な北朝鮮」への道をまっしぐらに進んでいるように思える。

 

4においてもこれまでの「IT・インターネット礼賛」の時代は終わる。実体のない「DX」が世の中にはびこっているのも「終わりの始まり」である。また、逆に言えば、「特殊な世界」であったIT・インターネットが「良識を持つ普通の世界」になりつつあるともいえる。

by Gettyimages

4の場合は、1~3と違って必ずしも「惨劇」をもたらすとは言えないが、IT・インターネットはこれまでのデフレの大きな原因でもあり、この「普通への変化」は、実は我々の生活にもっとも大きな影響を与えるものなのかもしれない。

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