2021.11.28
# 学校・教育

日本の「高度教育力」はアメリカの7分の1、韓国の半分以下

独自指標、将来に響く大学の低迷 

世界大学ランキングでトップ100に入る大学数を用いて「高度教育力」という指標を計算してみると、日本は韓国の半分以下で、アメリカの7分の1でしかない。

経済活動での日本の停滞が問題とされているが、大学の立ち後れはさらに深刻だ。「高度教育力」指標は、その国の将来を決める。現状を放置することはできない。

世界大学ランキング20位までに日本の大学はゼロ 

経済発展のためには技術開発が必要であり、そのためには人材の教育と基礎研究が不可欠だ。大学はその役割を担っている。したがって、大学の状況はその国の将来を表わす。だから、日本の将来を考えるためには 日本の大学が世界でどのような位置づけになっているかを正確に把握する必要がある。

 

様々な大学ランキングが作られている。しばしば引用されるのは、イギリスの『タイムズ』紙が毎年秋に発行している高等教育情報誌でのランキングだ。

その2022年版であるWorld University Rankings 2022が、2021年9月2日に発表された。世界のトップ10校に入っている大学の数を国別に見ると、アメリカ8校、イギリス2校だが、日本は、残念ながら1校もない。

World University Rankings 2022 第1位、オックスフォード大学 by Gettyimages

20位まで広げると、中国が2校(精華大学と北京大学)入ってくるが、日本の大学は、この範囲にも登場しない。日本国内でのトップは東京大学だが、世界ランキングでは35位だ。

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