村田諒太×ゴロフキンのビッグマッチ、Amazonプライムが中継を決めた「深すぎる理由」

テレビで生中継されない

プロボクシングのロンドン五輪の金メダリストで、WBA世界ミドル級王者の村田諒太(帝拳)が、ついに世界的スター選手のIBF王者・ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)と対戦することが決まった。

村田諒太〔PHOTO〕Gettyimages
 

12月29日、さいたまスーパーアリーナで行なわれるが、このビッグマッチがフジテレビで生中継されないことが、関係者やファンを驚かせた。試合はAMAZONプライム・ビデオが配信する。ボクシングファン垂涎のビッグマッチだが、このメディアの事情も同じぐらい興味深い話なのである。

実のところ、AMAZONプライムの動きは、かなり早くにキャッチできていた。公式発表は11月12日だったが、前月下旬の夕刊フジで実名は出さず「ネット放送局との交渉」「これまで見たことがない形でのボクシング興行となる」と書いた。

本来であれば「AMAZONプライム」とハッキリ書きたかったが、日本のボクシング界は記者クラブが談合的に公式発表まで足並み揃えて待つのがマナーだ。まるで中国や北朝鮮のメディアのようである。

そもそも村田×ゴロフキンの交渉自体も、日本のマスコミは自国の選手のことなのに長く動きを伝えず、海外メディアが報じると「海外メディアが~」と伝える逆転現象まで許してしまっている。ちょっとフライングして書けば、「マナーを破った」と業界に睨まれるからだが、米英では毎日、記者が普通に得た情報を未決定でも書いていて、その違いは大きい。

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