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34歳・妊婦の苦悩…出産前から始まっている「激しすぎる保活」の過酷な現実

失敗すれば、職場復帰も難しい

10月になると各自治体で認可保育園の申し込みが始まる。働きながら育児をしているママたちにとっては、試練の季節だ。

「保育園落ちた日本死ね!!」という言葉によって、待機児童問題が表面化してから早5年。近年では、小規模保育事業施設やベビーシッターなど認可保育園以外の児童の受け入れ先も増えたため、待機児童は減少傾向にある。

しかし、3歳から5歳までの保育料が実質無償となる認可保育園の人気はいまだ根強い。募集が始まる10月に申し込んでも、結果がわかるのは翌年の2月~3月頃。認可保育園にエントリーしながらも、助成金の負担を受けられる首都圏の認証保育園や、費用面では高額な無認可保育園も視野に入れて保活を続けなければならない。

今回は、来年4月に保育園の入園を希望している関本沙也加さん(34歳・仮名)の例を紹介する。

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妊娠中から、もう保活は始まっている

沙也加さんは、来年1月に出産予定。その直後の4月から職場復帰したいと考えているが、まだ発語もできず歩けないような0歳の子どもを預けることには不安があるという(以下「」内は沙也加さんの発言)。

「4月に入園できるのは、その時点ですでに生後57日を過ぎた赤ちゃんのみと決めている保育園が多いんです。早生まれだと、妊娠中に保活をしなければならないので、どうなるのだろうという不安も大きいですね…。我が家は自然に任せていたのもあり、早生まれになりそう。そのため生まれてすぐに預けることになりそうなんです」

通常、保育園では入園時のクラスが持ち上がる。1歳になってから入園させようと思うと、前年度から持ち上がった0歳児クラスに入ることになるため、新しく1歳児を受け入れる人数が少なくなるという。

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