手取り14万、風俗で30万、貯金残高5万円…「推し活」にすべてを費やした25歳女性の末路

人生を懸けてきた推しが…

25歳一人暮らし
派遣の手取り14万円
副業で30万
貯金残高5万円

毎月の収入はほとんど推しのために使っている
そのことを後悔したことは一度も無い――。

時間も、おカネも…“推し”にすべてを捧げてきた女性が推しの辞めた真相を追うアイドルサスペンス漫画「推しが辞めた」。現代における「推し活」のリアルと闇が赤裸々に描かれ、SNSを中心に大きな話題を集めている。

「推しが辞めた」(講談社)第1巻が11月18日より発売

主人公のみやびは、派遣事務として働いている25歳。アイドルオタク(ドルオタ)であり、ボーカル&ダンスグループ「6hour」のリーダーであるミクくんを“推す”ために、収入のほぼすべてを費やしている。

たとえば、握手会ではCD2枚で握手1回、1回の握手10秒で2000円、イベントを走り切るためにおカネは取っておきたいが、鍵閉め(※握手会等で最後の参加者になること。特典券のまとめ出しができる)しないとロクに喋ることもできない。とうてい手取り14万円では足りないため、副業としてデリヘルで働いてまかなっている。

 

好きなものがある幸せ

しかし、みやびはそれを苦だと思ったことはない。

「趣味とか無い人ってなんのためにキツイ仕事してんの?って思っちゃうわ」
「わかる。好きなものがあるって幸せなんだよ」

オタク仲間と女子会で盛り上がるみやび。推しは違えど推しを思う気持ちは同じ 「推しが辞めた」より

一方で、「そろそろ貯金しないと」「老後とかどうする」といった現実問題からは目を背けている。

「私たちは推しに依存していて、でも、推しがいる人生は本当に幸せでした」

だが、みやびの人生は、最愛の推しであるミクくんがグループを電撃脱退したことで大きく狂いだす。人生のすべてを注いできた推しが辞めた――そのときあなたはどうするだろうか? 「推し活」のリアルに驚きとともに共感も感じざるを得ない問題作だ。

「推しが辞めた」(講談社)第1巻が11月18日より発売
オガワサラ/福岡県出身。DAYS NEOへの投稿をきっかけに、2020年ヤングマガジン38号に読み切り『pm7:20』が掲載。その後、第83回ちばてつや賞ヤング部門にて、『わたしのかみさま』が優秀新人賞を受賞。2021年6月からコミックDAYSにて『推しが辞めた』の連載を開始。

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