ヘルパーさんも色々とあるのです

普通の介護ヘルパーさんと重度訪問介護24時間体制を作ろうとしている体制下でのヘルパーさんとの最大の違いは、「在宅時間」になるのではないかと思います。前にも連載で書きましたが、通常の訪問介護は20分の規定時間から始まり、30分・1時間・1時間30分・2時間という区分時間で設定されています。

そして訪問した最後の時間から、次にヘルパーさんが来られるのは2時間空けてからという決まりがあるのです。つまり朝9時にベッドから車椅子の移乗や着替えと歯磨き顔拭きで9時30分まで来ていただいたら、次に来ていただけるのは11時31分以降からになるという事です。というような感じで、色々と約束事が多いと感じてしまう訪問介護ですが、介護を受ける側の状態によっては充分である場合も多いのです。

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これも以前に書きましたが、要介護1から要介護5までの介護度に合わせ、月間の介護時間に対する補助の時間が増えていきます。しかし要介護5でも24時間体制にすることは出来ないのです。24時間体制にするには、重度訪問介護を受ける事が出来るように新たに申請をします。審査を経て区分4から重度訪問介護は受けられ、中でも区分6に認定されると24時間体制になるべく時間が設定されます。

私はMケアマネージャーさんに川越市役所の障害福祉課に申請をしていただいて審査を経て、月間で744時間以上をもらう事が出来ました。そして、8月から体制作りをスタートさせたのでした。要介護認定とは全く違う申請だということは、知識として知っておいた方が良いと思います。

D訪問看護リハビリステーション・Sケアの皆さん。Mケアマネージャーさんもいらっしゃいます 写真提供/津久井教生

また、通常介護のヘルパーさんと重度訪問介護のヘルパーさんはかぶることができません。
そうすると基本的には24時間体制を作ろうとしたら、それまで入ってもらっていた通常の介護ヘルパーの皆さんには、技術的に代われるところから外れてもらう事になります。そして重度介護のヘルパーさんに代わってもらうという作業を、数ヵ月かけて行うという事になるのです。私の場合は1日に3回通ってもらっていた訪問介護のSケアさんから重度訪問介護のN屋さんに引継ぎをしながら移ってもらっていったのです。