“更年期症状”を気にするアラフォー女性から高い支持を受けている産婦人科専門医、高尾美穂先生の最新刊「いちばん親切な更年期の教科書【閉経完全マニュアル】」(世界文化社)。本書によると、更年期になると眠りに問題を抱える人が多数いるのだという。そこで今回は前回の記事「40歳すぎたら準備も…産婦人科医・高尾美穂さんに聞く「更年期はじまりのサイン」」に続き、不調を改善できる「眠り」について抜粋して紹介する。

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眠りを改善すれば、更年期の不調もよくなる!

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更年期を境にふえてくる不調の一つが「不眠」です。中でもとくに多いのが、夜中に何度も目が覚める「中途覚醒」です。途中で目が覚めても、再度眠れれば問題ありませんが、睡眠は脳波をもとに2つの時間帯に分けられます。 「ノンレム睡眠」は脳を休める時間で、1~4段階に分けられ、このうち脳波の周波数の低い部分が中心のもっとも深い睡眠を徐波睡眠といいます。一方、体を休める時間が「レム睡眠」です。眠りが浅く、眼球が動き、夢を見るのもレム睡眠の時間帯です。