毎年10日間続く梅宮家のお正月

梅宮家では毎年、10月からお正月の献立を考え始めるのが恒例。なにしろ我が家のお正月は10日間もあるので、いろいろ準備が大変なんです。12月28日に紀ノ国屋に行き、10日間分の食材を買い込み(結構な金額になります!)、真鶴の家に招いたお客様に元旦からふるまうのです。

年の瀬になるとテレビでおせち料理のCMが始まりますが、父が「これ」とチョイスしたものをオーダーするのは私の役目。それはもう高級な料亭のおせちからコンビニのおせちまで、あらゆるおせち料理をいくつも頼みました。父は「セブンイレブンのおせち料理は美味いぞ!」と言っていました。

-AD-

1月1日から10日まで、真鶴の家には入れ代わり立ち代わりたくさんのお客様が遊びに来ました。父を中心に「今日はカニ鍋をしよう」「今日はすき焼きだ」と、朝からお酒を飲んでは大騒ぎを繰り返すのですから、接待する私や母はヘロヘロです。父は2019年の12月12日に亡くなりましたが、まさか自分が死ぬなどとは夢にも思わず、いつもどおり新年を迎えるつもりでいたのでしょう。最後の最後まで、お正月用の献立を考えてはメモ帳に書き込んでいました。

その年も例年どおり10月から準備を始めていたため、家には父が注文したものすごい量のお取り寄せ食材やおせち料理が……。さすがに我が家もお正月どころではなかったので、父をよく知る方々に連絡し、それらを引き取っていただきました。