11月15日に発売された梅宮アンナさんの本『梅宮家の秘伝レシピ-梅宮⾠夫が家族に遺した料理帖-』(主婦の友社)は、生前お父様である梅宮辰夫さんが書き溜めていた20冊ものレシピノートの中から、選りすぐりのメニューを懐かしい思い出とともに紹介してくださっている1冊。

本記事では前編に引き続きアンナさんにお話を伺い、少し変わった家族の食卓風景や無類の料理好きとして知られる梅宮辰夫さんのレシピノートへの思い、それにまつわる父娘間で交わされた意外なやり取りなどについて教えていただきました。

記事の最後には、本書掲載の「ロールキャベツ」レシピもご紹介! 皆さんのイメージするものとは少し変わったこちらのメニュー、ぜひ最後までご覧の上、試してみてくださいね。

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取材・文/上田恵子

大切なのは何を食べるかではなく、家族で食卓を囲むこと

梅宮家の夕食は夕方の5時。ニュースを観ながら、その日の出来事について話しつつ食事をするのがお約束でした。食べるものは各自バラバラ。父はてっちりやアンコウ鍋などの鍋ものが好きだったのですが、私や母はそういうものにあまり興味がなかったため、よく一人鍋をしていました。

梅宮アンナさんインスタグラム(@annaumemiya)より
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父は「〇〇を食べなさい」と押し付けることはせず、各自が食べたいものを食べればいいという考え方の人でした。父が食べているものにジョインしたい人はそうすればいい。家族で食卓を囲むことが大事なのであって、同じものをイヤイヤ食べることが大事なわけではない、ということですね。

なので父は鍋もの、母は大好きなコーンフレーク、私はマクドナルドのハンバーガー、娘の百々果は卵かけご飯、みたいな日もありました。そういうところはすごく気楽で良かったなあと思います。

世間の皆さんが梅宮辰夫という人にどんなイメージを持っていたかわかりませんが、娘から見た父はもうテレビのまんまです。家でも外でも、まったく同じで裏表がない。父としては「オンでもオフでも、その人らしく自然に振舞うのが一番」と考えていたようです。

なのでよくテレビを観ながら、タレントさんに向かって「この人すごくわざとらしいよね。もう少し素を出せばいいのに」と言っていました。私もテレビに出た後、「もうちょっと砕けた感じで話せないの?」と注意されたことがあります。